歯周病は年配の人がなるものですか?
歯周病は若い人、子どもであってもなる可能性のある感染症です。
歯周病と聞くと、年をとってからなる病気だと思われている方は多いです。30代以上の5人に4人が感染していると言われています。
しかし、若い人であっても歯周病になる可能性は十分あります。
歯周病の主な原因は、お口の中の歯周病菌です。この菌が出す毒素によって、歯ぐきが腫れてくるのが歯周病の始まりの「歯肉炎」です。
まだ自分で歯磨きがしっかりとできていないお子さんが歯肉炎になってしまうケースは多いです。
また十代になると部活動や塾などで生活習慣が乱れるため、歯磨きがおろそかになり、歯ぐきが腫れてしまう方もおられます。
つまりお口の中が汚れていれば、どんな年齢の人でも歯周病になることはあるのです。
自分はまだ若いと思って油断するのは危険なことです。
生活が忙しくても毎日ていねいに歯を磨く事を意識しましょう。またお子さんをお持ちの方は、できるだけ小学校を卒業するまでは仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。