どうしてたばこを吸うと歯周病を悪化させるのですか?
喫煙する人は喫煙習慣がない人と比べて、3倍も歯周病になりやすいと言われています。
歯周病の直接の原因は細菌の塊であるプラークですが、タバコは歯周病のリスクファクターです。
タバコが歯周病を悪化させる原因には、以下のものが考えられます。
①タバコの中に含まれるニコチンが歯茎の血管を収縮させるため、歯茎に必要な栄養や酸素が行き渡らない
②歯周病菌と戦う白血球の働きを弱める
③歯茎の修復に必要な細胞の働きを弱める
④歯周病菌が繁殖するのに好条件の環境を作る
タバコは百害あって一利なしです。
難しいとは思いますが、徐々に禁煙を目指しましょう。