宮城県仙台市青葉区-フレンド歯科

）はにっこり笑う。　「親業訓練」って何ですか？　「親子関係をはじめ、すべての人間関係に共通する会話のスキルを提供する学習法です」　親業訓練は、米国の心理学者トマス・ゴードン博士が１９６０年代に考案した。非行や自殺といった青少年の行動をすべて親の責任とする風潮を疑問視。苦悩する親が、親としての技能や知識を備えられるよう支援する。　最初のステップは「能動的な聞き方」。自分の考えを脇に置いて相手の言うことをただ、受け取る手法だという。　「お父さんはいつも帰りが遅い」と子どもが言う。父親も疲れているから、むかっときて「だって、仕事なんだから仕方がないだろう」と言い返す。これでは、会話は続かない。　「『遅い』という言葉には何かが隠されている。『つまらなかったんだね』『寂しかったんだね』と、子どもの気持ちに焦点を当てて会話を進めると、子どもは心を開いていきます」　年に十数回、親業訓練のワークショップを開く。不登校など子育てに悩む親だけではなく、嫁としゅうとめや、夫婦の関係に苦しむ人も訪れる。　「いま、相手の立場になって会話しているか。勝ち負けではなく、『自分にとってもいい、相手にとってもいい』という状況に持っていく」　互いの欲求をテーブルに載せて話し合う様子は、商談や労使交渉のようだ。「訓練を積めば、問題解決のためのツールだということを理解してもらえるはずです」　もう一つの顔がある。腹話術師。趣味が高じて芸歴は１０年以上になる。その腹話術人形を診察に使おうと思っている。　診察室に人形を持ち込んだことはあった。しかし、目や口にからくりを仕込んだ人間の子どもそっくりの人形を語らせると、不安の強い子は後ずさりした。　昨年１０月、東京で開かれた「パペットセラピー学会」に参加して、驚いた。海外の病院から、布で作ったシンプルな人形「パペット」を使い、障害児の心をケアしている報告があった。　口がパクパク動いているだけなのに、さまざまなキャラクターを演じ、子どもと打ち解けていた。それ以来、相棒はパペットの「げんさん」だ。５０歳。ひげ面で愛嬌（あいきょう）たっぷり。　「チュウシャ、キライデスカ？」　「ソウダヨナ、ヤリタクナイヨナ」　げんさんは、子どもの味方。気持ちを代弁してくれる。「パペットセラピスト」という肩書が、新たに付きそうですね？　「本業が問われそうですが、やりたいことが見えてきた。仕事のモットーは、子どもの笑いに包まれた歯科診療です」（報道部・山野公寛／写真部・長南康一）＜ちば・しゅんいち＞新庄市出身。岩手医大歯学部卒。１９８１年、「フレンド歯科」開業。９９年、親業訓練協会（東京）の親業インストラクター認定。腹話術は、春風イチロー氏主宰のロゴス腹話術研究会で学ぶ。休診日の木曜を中心に幼稚園などに出向いて講演などを行っている。連絡先はフレンド歯科０２２（２６６）８５８５。河北新報社　2010年01月04日月曜日

3件の口コミ*

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(さつまいも)

投稿日：2016/07/20

いつもお世話になってます。 7年前スマホもなかった時代パソコンで小児専門の歯医者さんを探しHPから雰囲気が良さそうだったので通いました。当時2歳の息子アスペルガーの傾向が強く極度の怖がり、偏食でした。慣れるまで時間をかけて治療内容をわんちゃんのぬいぐるみを診察台に寝かせて説明してくれて、本人が納得するまでは治療も進行止めで様子を見てくれました。笑気ガスもいろんな味が選べます。泣き叫んでいたうち･････

の子も治療を3歳でネット無しで出来ました。今は永久歯になり虫歯なしです。定期検診も忘れているとハガキで知らせてくれるのでそのおかげでもあります。市の検診の度にこんなに虫歯があるなんてと怒られましたが、ここの先生は明るくお母さん頑張ってねーとエールをくれます。いい歯医者さんというのは痛くないのが第一ではなくて、信頼によって少しの痛みを受け入れる事ができる関係になれる歯医者さんなんだ思いました。

(河北新報社)

投稿日：2010/01/07

　「注射はいや！！」。子どもは騒ぎ、親は「静かにしなさい」と怒鳴る。もうお手上げ。でも、子どもが診察室に入ると、落ち着いて虫歯の治療を受け始めた。大きく口を開け、麻酔注射もされている。まるで魔法をかけられたように。　仙台市青葉区中央の小児歯科「フレンド歯科」。「親業訓練のスキルを持っているから、子どもとは、コミュニケーションできる自信があります」と、医師で親業インストラクターの千葉俊一さん（６０･････

(ほや)

投稿日：2009/09/22

本当に無痛の治療をしてくれます
麻酔の種類も何種類もあるみたいです

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