入れ歯には、どのような不便さがあるのですか?
入れ歯の不便さは様々ですが、主に次のようなことが挙げられます。
・噛む力が弱い
歯の土台がしっかりしていないため、天然の歯の約5分の1しか噛む力を発揮できません。硬いものやスルメなどを噛み切ることができず、好きなものを食べられなくなります。また、硬いものは細かくしておくことで食べられますが、調理の手間がかかります。
・入れ歯に食べ物がくっつきやすい
餅やガムなどの粘着性のある食べ物がくっつきやすく、不快感に悩まされやすくなります。
・会話のときに外れる心配がある
入れ歯をつけた状態で会話をしたり、口を開けたりすると、外れる場合があります。
・常に違和感がある
入れ歯は、口の中の状態に合わせて調整しますが、それでも違和感を完全に取り除くことは困難です。
・口臭の原因になる
入れ歯は、専用の洗浄剤で毎日洗いますが、それでも臭いを完全に取り除くことはできません。そのため、口臭の原因になります。